こんにちは、りゅうです。
(※詳しいプロフィールはこちら)
今回は、
「フォレックステスタ(ForexTester)と練習君プレミアムを実際に購入し比較してみました!」
を紹介します。
今回は、よく比較されているFXのトレード練習ソフトであるフォレックステスタとMT4裁量トレード練習君プレミアムを両方購入し、実際に使用した経験からこの2つの練習ソフトを比較してみました。
以前より、フォレックステスタについてブログで紹介したいと常々思っていたのですが、私自身、現在もフォレックステスタで練習している真っ最中ということもあって、なかなか記事を書けませんでした。今回やっと記事を書けるタイミングになりましたので、感じたことを正直に伝えていけたらと思っています。
需要はあると思いましたがこの2つの練習ソフトを詳細に比較をしているサイトを検索しても、あまり有用に感じるものが見当たらなかったので、私が書いてみようと思います。私はフォレックステスタも練習君プレミアムも両方記事を書いておりますので、忖度なしに比較していきます。
既に100年分以上練習ソフト稼働させてきている私(トレーダー歴は4年)が思うところ、先に結論からお伝えしてしまいますが、圧倒的にフォレックステスタの方が練習ソフトとして優秀であると感じています。現状ではフォレックステスタに匹敵する練習ソフトは存在しないでしょう。それくらい練習ソフトとしての完成度が高いです。
その理由を1つずつ紹介していきます。
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練習君プレミアムについて
私の場合、まず初めに練習君プレミアムを購入しました。
理由としては日本製としての安心感、一度購入すれば無期限でバージョンアップに対応してもらえるところ、MT4の環境を(インジケーター等そのままで)使える点が決め手になりました。
練習君プレミアムを実際に購入して使ってみて感じたこと
導入する際には、結構手間や知識が必要になります。
MT4自体に練習君プレミアムを導入する際にはマニュアル通りにやれば簡単にできるようにはなっています。
しかし、ヒストリカルデータ(チャートデータ)を入手してMT4に取り込む作業は非常に困難に感じました。
ただし導入時のサポート体制はありますし、LINEでも気軽に聞ける環境なので試行錯誤しながらできる方であれば大丈夫だと思います。
※別件でサポートにお問い合わせフォームよりメールを送ってみましたが、そのあと随分待ちましたが返信が返って来ませんでした。残念ながら少し不安は残ります。
練習君プレミアムの実際の使用感ですが、
私の場合、MT4でリアルトレードで使用しているインジケーターをそのまま導入した際には、正常に動作しなかったり、動作が非常に重たくなったりして、とても検証できるようなスピードにはなりませんでした。
インジケーターの種類や数によっては、かなり動作が重くなる印象です。重い時はほとんどチャートが止まっているかのような状態でした。全体的にチャート形成のスピードが不安定に感じました。インジケーターをかなり減らした状態でもスピードが遅くなってしまうことも多く、インジケーター同士の相性もあり、組み合わせを考えたり試行錯誤しながらかなり繊細な調整が必要だと思いました。
金額的に見ても練習君プレミアムは、練習ソフトの中では決して安くない価格設定ですが、どのみち専業トレーダーになるのだから練習ソフトは2つくらい入手して比較しながらそれぞれのメリット、デメリットを考慮しながら使ってみても良いかもしれないと考え購入に至りました。また、私は他にも理由があって参考にしているFXブロガーの方の特典が欲しかったので購入したという経緯もあります。
実際には、フォレックステスタ購入後は練習君プレミアムを使う機会はほとんどなくなりました。結果的には無駄な出費になってしまいました。
フォレックステスタについて
海外製だがサポートは日本の代理店対応なので安心
練習君プレミアムで練習環境に満足することが出来なかったので、FX界隈で有名なもう1つの練習ソフトであるフォレックステスタに興味を持ち始めました。ただし、海外の練習ソフトだったので、購入時に不安はありましたが、日本向けの購入サイトがあることやインターネット検索をすれば有名な練習ソフトなので詳しく説明しているサイトも多かったので、調べるうちに安心して購入することが出来ると感じました。
実は金額的には高くない
フォレックステスタは、金額的にも高い印象でしたが、四半期に一度くらいの頻度でセールをやっているので、そのタイミングに合わせて購入すれば、むしろ練習君プレミアムよりも安く買えるということが分かりました。
あと金額的に高く感じるのは、初めての購入時にヒストリカルデータも併せて購入するために高く感じてしまうのだと思います。練習君プレミアムでは、ヒストリカルデータを無料で誰でもダウンロードできるFXDDなどのブローカのサイトから取得しにいきます。しかし無料なので、それなりの品質のデータになります。
高品質のヒストリカルデータはスキャルピング検証にも有効
フォレックステスタでは、フォレックステスタ社が独自に収集したヒストリカルデータを1ティック単位で提供してくれます。特にスキャルピングなどの超短期足トレードの練習をする人には必須の高品質データーになるかと思います。データーが高品質のためローソク足の値動きもリアルトレードと遜色なくとても滑らかに動きます。この有料のヒストリカルデータ分が購入時に上乗せされるため高く感じてしまうのだと思います。
購入プランは3種類のデータとの組み合わせから選びます
現行フォレックステスタ5を購入する際には大きく分けると3種類の商品から選ぶことになります。
- ForexTester5+Basic データ
- ForexTester5+VIP データ
- ForexTester5+Standard データ
の3つです。
これにプラスしてさらにデータサービスの期間を選択する必要があります。私も購入時には、よく分からなくてどれにすればいいのかとても悩みました。
私のおススメは
ForexTester5+VIP データ1ヶ月 です。
実際に私はこのプランを購入しました。
データサービスの期間について購入サイトに説明がありましたので引用させて頂きます。
以下、フォレックステスタ正規日本代理店からの引用です。
データサービスの 『 1ヶ月 』『 12ヶ月 』 『 永久権 』とは何の 期間 のこと?
フォレックステスタ正規日本代理店ホームページより引用
VIP、Standard データを購入する時、期間を選択できます。この期間の意味は、例えば、“VIPデータ1ヶ月” という商品の場合、購入後の1か月後の期限までは、日々のデータが加算されていきます。そして期限まで、2003年から購入日+1ヶ月分の18年以上のデータをいつでも何度でもダウンロードが可能です。1か月を過ぎると、VIPデータをダウンロードすることはできませんが、ダウンロード済みのVIPデータはご使用になれます(保存データが消滅しない限り)。『12ヶ月』という期間も同様、2003年~購入日から12か月後までのデータを期限内自由にダウンロード可能ということです。『永久権』は期限なく半永久的に有料データをダウンロードできます(PCを変えても期間内であればダウンロード可能です)
すなわち、この説明文からもわかるようにスキャルピングの練習にも活用することのできる最も高品質なVIPヒストリカルデータを購入したい場合の最安値プランが
ForexTester5+VIP データ1ヶ月 となります。
このプランは要するに、購入後1か月の間であれば、2003年からの現在に至るまでの20年以上のVIPデータをダウンロードし放題ということになります。
そしてそのダウンロード済みのVIPデータは、自分のパソコンなどハードディスクに保存しておけば、未来永劫ずっと追加料金なしで使えるということです。
私も購入後の1か月間にVIPデータをできる限り頑張って自宅にある増設用のハードディスクにダウンロードしまくりました。私の性格上、このダウンロード可能な期間は長すぎれば長すぎるほど欲張ってダウンロードしてしまうと思うので逆に疲れてしまうので、1か月間くらいが妥当な期間だと感じました。実際には2~3週間くらいで欲しいデータは全てダウンロードできたと思います。
当時は手あたり次第ダウンロードしたので、先物取引できる通貨や株式指数、コモディティ、貴金属などありとあらゆるものをダウンロードしましたが、今考えると結局必要なものは限られていて、私の場合には通貨はドル/円、ユーロ/ドル、ポンド/ドル、豪ドル/ドル、スイスフラン/ドル、カナダドル/ドルの主要6通貨があれば充分だったように思います。
(これにポンド/円とユーロ/円もあれば一安心)
また、主要株式指数では日経株式指数とニューヨークSP500、貴金属は、ゴールドくらいで充分でした。コモディティは、ほとんど取引したことがないのでよく分かりませんが、重油や小麦等があればよいのではないでしょうか。あまりマニアックなものは取引量が少なく、その結果値動きも安定せず、テクニカル分析も効きにくくなるため私のようなデイトレーダーには適さないし必要もないかもしれません。実際に取引するもので練習積めばよいかと思います。
このダウンロードしたヒストリカルデータは一度入手してしまえば、今後ForexTesterがバージョンアップした際にもフォレックステスタ本体だけ単体でアップグレードし、ヒストリカルデーターは再利用することが出来るのでとても経済的です。
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フォレックステスタと練習君プレミアムの機能一覧の比較
フォレックステスタは、設定項目の自由度が広く様々なことができるので、私が便利に感じていることを一覧にまとめてみました。よく購入対象とされる練習君プレミアムの機能と比較してみます。
フォレックステスタ4 | 練習君プレミアムVer16.2 |
ウィンドウ設置の自由度がとても広い。1つ1つのウィンドウをブラウザのように別々に独立して配置させることが可能。MTF分析もしやすい 複数時間足同時表示可能。10画面表示までは確認済み。最大何画面表示可能かは不明 | ウィンドウ設置はMT4と同じ。MT4の枠内での移動に限られる。最大4画面表示までとなっている |
スピードコントロールに加え、ティック単位で動かすか1分、5分、15分足単位(月足単位まで可能)で動かすかなど細かい設定が可能 | 最大224段階の速度調整が可能となっているが、色々とインジケーターを入れると最大速度にしても極端に遅かったりして速度調整が意味をなさない |
資産曲線グラフも練習をしながらリアルタイムで見ることが可能 | 資産曲線グラフは練習をしながらリアルタイムで見ることはできない |
統計情報(プロフィットファクター、平均利益、平均損失、総利益、最大利益、最大損失、勝率、最大ドローダウン、利率など)を練習しながらリアルタイムで見ることが可能 | 練習中に見られるものは資金比率と勝率、損益比、破産確率のみ。詳細な統計情報は、練習を一旦終了しないと表示されないためリアルタイムで見ることは出来ない。表示される統計情報はMT4デフォルト機能で表示されるもののみ |
描画したラインや図形は全時間足同期表示される。また十字カーソル、チャートをドラックして動かした際にも全時間足同期して動く | ラインや図形を全時間足同期させるためにはMT4同様インジケーターを入れる必要がある。また、十字カーソル、チャートをドラックして動かした際に全時間足同期させるにもインジケーターを入れる必要がある |
口座履歴や指値注文、オープンポジションをいつでも確認できる。注文の取り消しや変更が簡単。注文の複製や部分決済も可能 | 口座履歴はそもそも見ることが出来ない。指値注文やオープンポジションの確認はしやすく取り消しはできるが変更はできない。注文の複製もできない。部分決済するためには分割注文で対応するしかない。 |
トレーリングストップを設定することも可能 | トレーリングストップは設定できない |
注文の際、%を設定するだけで複利運用することが可能 | 複利運用するためには手計算しながらやらなければならず、実質不可能 |
終了の際はウィンドウをいきなり閉じてしまっても大丈夫。再開時には終了時と同じ画面構成かつ中断した日時から再開される。統計情報も引き継がれるため気軽にいつでも中断しやすい | 終了時には中断ボタンを押す必要があり、再開時には同じ画面構成で立ち上げることは出来るが中断した日時からは再開されず改めて開始日と終了日を設定し直す必要がある。統計情報は引き継がれず、中断の都度、期間の初めから検証をやり直すことになるので気軽に中断しにくい |
画面構成や時間足ごとインジケーター設定などを保存することが出来る | MT4デフォルトの機能で画面構成や時間足ごとのインジケーター設定などを保存することが出来る |
チャート上に経済指標発表時のアイコン表示が可能 | 経済指標発表時のアイコン表示はできない |
チャートの巻き戻し機能がある。あえて使えないように設定することもできる。 | チャートの巻き戻し機能はない。 |
値動きがとてもスムースなので、正確な検証が可能 | 値動きが不安定なので、どうしても検証の質が落ちてしまう。 |
忖度なしに比較したつもりですが、フォレックステスタの圧勝ではないでしょうか。
設定の自由度が広いことは、安定して勝ち続けるためのルール作りをするためにとても重要な要因になります。どの練習ソフトを使うかで勝てるトレーダーになるための時短にもつながりますし、そもそもそこまでたどり着けるかどうかの分岐点にもなってくると思います。
練習君プレミアムは、どうしても既存のMT4のバックテストの機能を使って練習することになるので、練習に特化して開発されたフォレックステスタとは機能面で大きく差が開いてしまっているのが実情です。私も初めはMT4で実際のトレードをするのであれば、MT4を使って練習する練習君プレミアムの方が分があると勝手に思い込んでおりましたが、全くの見当違いでした。
また、フォレックステスタがMT4上で稼働させるものではないためにフォレックステスタのために独自の操作方法を一から覚えるのは正直面倒くさいなと思っておりましたがそれも心配無用でした。操作方法はずばりMT4そのもので、むしろMT4よりも操作性がスムースで作業がしやすくなっているといった印象です。言葉で説明するのも難しいのですが、フォレックステスタの開発者はMT4の開発者と同じではないかと感じるほどです。
最も便利な機能
フォレックステスタの最も便利な機能の1つにホットキー登録というものがあります。これはキーボードの1つ1つのキーに動作の割り当てができるというものです。ホットキーと独自の名がついていますが、ショートカットキーと捉えて頂いて良いかと思います。
練習君プレミアムにも初めから割り当てられたショートカットキーはありますが、初めから固定されていて任意に割り当ては出来ません。
下記一覧が練習君プレミアムで初めから割り当てられているショートカットキーです。可能な動作は下記一覧のものだけになります。
チャート速度を最も遅くします | Z |
チャート速度を一段遅くします | X |
チャート速度を一段速くします | C |
チャート速度を最も速くします | V |
チャートを一時停止/再開します。スタート時は停止状態となっています | スペースキー |
チャートをローソク足1つづつ先に進めます | B |
フォレックステスタでは、下記一覧にある多くの動作を任意のキーボードに割り当てることが出来ます。
テスト |
バー1つ分戻る |
バー1つ分進む |
1ティックごとに進む |
チャートオプション |
拡大 |
縮小 |
自動スクロール |
右のオフセット |
ラインモード |
バーモード |
キャンドルモード |
上のタイムフレーム |
下のタイムフレーム |
検索日/時間 |
描画ツール |
アローモード |
十字線モード |
垂直線 |
水平線 |
トレンドライン |
ライン |
ホリーライン |
テキストラベル |
ウェーブシンボル |
アンドリューのピッチフォーク |
フィボナッチリトレースメント |
フィボナッチタイムゾーン |
フィボナッチファン |
フィボナッチアーク |
フィボナッチエクステンション |
フィボチャネル |
リニアリグレッションチャネル |
長方形 |
楕円 |
三角形 |
上向き親指印 |
下向き親指印 |
上向き矢印 |
下向き矢印 |
サインをストップ |
サインをチェック |
右のプライスラベル |
左のプライスラベル |
プライスラベル |
マグネットモード |
編集 |
描画リスト |
全ての描画を選択 |
全ての描画の選択を解除 |
最後の描画を削除 |
全ての描画を削除 |
選択したものを削除 |
トレード |
新規成行き注文 |
新規指値/逆指値注文 |
注文を修正 |
ポジションを決済 |
ポジションの一部を決済 |
全てのポジションと注文を決済 |
指値/逆指値注文を削除 |
指値/逆指値注文を入れる |
証拠金を追加 |
出金 |
設定した損切り/利確で買い |
設定した損切り/利確で売り |
損切りを損益分岐に移動 |
ポジションを複製する |
注文を複製する |
その他 |
スクリーンショットを撮る |
私が特に便利だと感じテンキーに割り当てしているものを参考程度に上げてみると
- テストを一時中止 Enter
- 全てのポジションと注文を決済 backspace
- 損切を損益分岐に移動 +
- バー1つ分戻る 0
- 新規成行注文 1
- 長方形 2
- フィボナッチリトレースメント 3
- ライ(トレンドライン) 4
- リニアグレッションチャネル 5
- 水平線 6
- 全ての描画を選択 7
- 全ての描画を削除 8
- スクリーンショットを撮る 9
になります。
私のPC環境ではテンキーがコードレスでキーボードから分離しているため、テンキーとマウスだけでフォレックステスタを操作することができるのでとても便利です。
割り当てができる任意のキーボードは、アルファベットA~Z、数字0~9、ファンクションキー、BackSpace、Enter、Space、Delete、Insert、+、-、=、Pauseなど多岐にわたり、CtrlやAlt、Shiftにこれらを組み合わせて例えばCtrl+Aのような形でも割り当てることが可能です。
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他にも様々な便利な機能があります
フォレックステスタのウィンドウの上部には、MT4のようなアイコン表示がありますが、このアイコンを画面上の任意の場所に自由に配置することもできます。
また、Ctrl+BやCtrl+Sを使っても簡単に成行でBuyやSell注文ができるのですが、その際にあらかじめロット数や損切幅、利確幅、トレイルストップ(トレーリングストップ)を設定しておくことが可能です。
特にトレイルストップでは、有効化を注文が入ってから直ぐにするか、含み益が設定した数値以上になったときに初めて有効化するかを決められます。さらにトレイルの設定ではトレイルストップやトレード幅を設定できます。
デメリット
結果的に色々とフォレックステスタの良いところばかり取り上げた記事になってしまったので、デメリットについても考えてみたいと思います。
インジケーターは、MT4でデフォルトで入っているような一般的に有名なものに関しては初めからデフォルトで装備されていますが、カスタムインジケーターのようなあとからインストールしてきたようなものに関しては、ファイル名の末尾がmq4になっていないものはフォレックステスタでの利用はできません。
またファイル名の末尾がmq4になっていたとしても使えないものが多い印象です。基本的にネットで拾ってものや購入してきたものでカスタムインジケーターに該当するようなものは、予め利用できないものと思っておいた方が良いでしょう。私もリアルトレードで使っているインジケーターは移動平均線以外はほとんどフォレックステスタでは使えていません。
逆に移動平均線やボリンジャーバンド、一目均衡表、ストキャス、RSI、MACDなど、一般的にメジャーなものしか使わない人は特に問題はないでしょう。
私の場合は、移動平均線さえが使えれば練習には問題はありませんでした。また、MT4にデフォルトで装備されているインジケーター以外は特に必要性も感じませんでした。
これらの一般的にメジャーなインジケーターは古来より使われてきているものが多く、それだけに使っているトレーダーも多いので、同じインジケーターを使うことで意識されるポイントも一致しテクニカル分析も機能しやすいという利点があります。一方であまりマニアックなインジケーターはその逆になります。使っている人が少ないためにテクニカル分析も機能しにくいということになります。
練習君プレミアムではリアルトレードと同じ環境で様々なインジケーターを入れることがメリットと考えて購入しましたが、インジケーターをたいして入れなくても動きが重くなってしまうために結局考えていたような使い方が出来ずに本末転倒でした。
参考までに私のPCのスペックを紹介しておきます。
Windows 10 Home デスクトップPC 64ビット
Intel Core i7-9700K CPU @ 3.60GHz
実装RAM 32GB
NVIDIA GeForce GTX 1050×1 NVIDIA GeForce GT 710×1
フォレックステスタのもう一つの不満は、スピードコントロールがホットキー(ショートカットキー)登録できないことでしょうか。これはあると便利なだけに私は是非欲しい機能です。もしかしたら、現行のバージョンでは改善されているかもしれませんが。
以下は、フォレクステスタに標準搭載のインジケータになります。
トレンド |
Adaptive Moving Average 2 (AMA2) |
Alligator(B Williams) |
BBandWidthRatio |
Bollinger Bands |
DeMarker |
Donchian Channel + Midline |
Envelopes |
Heikin Ashi |
HMA Colored |
Ichimoku |
Keltner channels |
Linear regression channel |
MA colored |
MA Crossover Signals |
Moving average |
Moving average +Levels |
Parabolic-SAR |
Pivot Points |
Price channel |
ZigZag(4,5,3) |
オシレーター |
Accelerator Oscillator (B.Williams) |
Aroon |
Average Directional Movement Index (ADX) |
Awesome Oscillator (B.Williams) |
Bears Power |
Bulls power |
MACD |
MACD new |
Momentum |
Polarized Fractal Efficiency (PFE) |
Praice Daily Range |
Rate Of Change (ROC) |
RSI |
Solar Wind |
Stochastic |
Traders Dynamic Index (TDI) |
Ultimate Oscillator |
Williams'Percent Range (%R) |
ボリューム |
MaketProfile(old) |
MFI |
On Balance Volume (OBV) |
Volume |
ボラティリティ |
ADR |
アダプティブ |
FATL |
日本代理店によるサポート体制があり安心
フォレックステスタの販売元はカナダですが、購入時には日本の代理店があるため日本語にも対応しており困ることは殆どないと思います。
ただし私の場合ですが、当時はサブスクリプションが自動更新されてしまうために1か月で解約するためにはサポートにメール送る必要があり、英語で送らなければいけなかったことからその点わずかな手間はかかりました。
手間としてはグーグルの翻訳機能を使ったり、インターネット上のサイトから3行程度の定型英文を適当に探してきてそのまま使う程度で、サブスクリプションの解約はできました。
また、有名な練習ソフトなのでインターネット検索すると解決方法もたくさん見つかったので問題も解決しやすかったです。
現在、フォレックステスタは本社保証+安心日本対応という風に製品のホームページにも表記されておりますし、2022年2月に⽇本代理店の運営企業が株式会社イードという企業に変更になったようです。それに加えて購入時に1か月のデータープランが選択できるようになったため、もしかしたら私が購入した際にしたような対応は現在においては必要ないかもしれません。さらに、対応する必要があったとしても日本語での対応をしてもらえるかもしれません。気になる方は購入前に問い合わせてみると良いでしょう。
フォレックステスタはFXトレード練習ソフトで唯一無二の存在である
フォレックステスタのデメリットは、今のところは、前述したものくらいでしょうか。現状のトレード練習用ソフトとしては完成度も非常に高くこれ以上のものはないように感じています。
ただし私はこの2つの練習ソフト以外は使ったことがありませんので正確なことは言えません。少なくともフォレックステスタに関してはとても満足おり買って良かったと思っています。
私が毎日のようにトレード練習していて思うことは、フォレックステスタなしではトレードを安定させることは難しいとすら思ってしまいます。私にとっては、お勧めの練習ソフトというよりは必須の練習ソフトという感じになっています。
初めての練習ソフトがフォレックステスタであれば、無駄な遠回りをせずに効率的にストレスもなく練習できるのではないでしょうか。
一度フォレックステスタの日本代理店のホームページを見てみると良いでしょう。初め英語で表示されますが、右上の"EN"と表示されている箇所をクリックして"JP"に変えると日本語で表示させることができます。
以上、練習ソフト選びの一助になれば幸いです。
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※2023年9月1日 追記
上記、公式サイトからの購入では購入時にコンビニ支払いを選択するとサブスクリプションは自動更新されず、1ヶ月で自動的に解約になりそうです。
支払い合計額は、クレジットカード払いとコンビニ支払いでは変わりませんでした。
コンビニ支払いは手間はかかりますが、公式サイトからの購入であることやサブスクリプションが自動更新されないことを考えると良い選択肢かも知れません。
なお公式サイトでの半額セールは1~2ヶ月に1回のハイペースで頻繁にありますのでチェックしてみてください。
未経験からFXトレーダーになるための4ステップでは、未経験からFXトレーダーになるためにやるべき事を順番に並べて記事にしてみました。金融商品としてのFXの魅力や国内業者、海外業者による違い、マルチモニターについて詳しく解説しました。
トレードに必要な知識の習得と練習君プレミアム、海外FXのXMについても紹介しています。