こんにちは、りゅうです。
(※詳しいプロフィールはこちら)
今回は、
「人間をやめないと投資では勝てない?」
を紹介します。
あなたは、投資界隈で人間をやめないと投資は勝てないと言われているのを聞いたことがあるだろうか。
投資を始めたばかりの人や投資をしていない人たちには理解されにくい言葉かもしれません。
”ビジネスマンになる前は、私も人間だったんだ”
これは著名投資家ジョージ・ソロス氏の名言です。
私もFXを始めたばかりの頃には全く知りませんでした。
しばらく相場の世界に浸って、ブログや動画、SNSで情報発信してくれる先人たちから知ることになりました。
初めて聞いたときはその意味が理解できませんでしたが、相場に深く関わるにつれ段々とその意味が分かりかけてきたような気がします。
抽象的な言葉なので言った本人の解説がないと本質的な部分までは知り得ませんので、あくまで憶測の域ですが私なりの解釈を交えて伝えて行きたいと思います。
私の考える勝ち続けるために必要なこと
感情に支配されないトレード
FXをしばらくやってきて思うのが、感情で動いたら間違いなく負けるということ。
チャートは大衆の心理、欲望や恐怖で動いており、その本能に従って自分も行動してしまったら大衆側になってしまう。
あくまで大衆の行動を利用して利益を上げるのが勝ちトレーダー。
大衆が群がってくる静かなうちにポジションを仕込み、群がってきたところで一足先に誰もいない方向へ逃げるといった感じ。
トレード中に熱くなってしまったり、タジタジ病やポジポジ病も人間的な感情の現れ。一切、人間的な感情に支配されてはならない。
エントリOKのシグナル点灯でエントリをためらったりしていては、トータルプラスの成績を残せない。
また、シグナルが点灯していないのに衝動でポジションを持っていては利益を吐き出す可能性が高くなる。
自分のルールを決めたらそのルール通りのトレードを繰り返すことが必要。
それはエントリを躊躇したり、損切りを躊躇したり、利益確定を欲張ったりしてはならないということ。
事前のシナリオ通りの値動きになればルール通りにエントリし、エントリ後にはルール通りに決済ラインを上げていき、最後にはルール通りに決済をする。
損切りは、初めに置いた損切のラインを絶対に守る。
事前に決めた損切にかかりそうになっても移動してはならない。
私が思いつく限りこれが、人間の感情に支配されないトレード。
事前に決めたルール通りに機械的にトレードをすると決めておけば、トレード中に起こる欲や恐怖に左右されることなくトレードできるので、成績も安定してくる。
普段から人との接点を最小限に抑える
これらをトレードで再現できるようにするために、できれば日常の生活でも普段から人との接点を最小限に抑えておきたいと考えている。
人間関係での感情の浮き沈みはトレードに悪影響を及ぼしかねず、弊害でしかないからだ。
私の場合はストレスのかかりやすい体質のようで人と接するたびに大抵ストレスを抱えてしまう。
以前は、そのストレスがトレードの意思決定の際に悪影響を及ぼすことが多かった。
今も完全に克服したとはいえないので、普段から日常生活において最低限ある人との接点で何があっても感情的にならならずに平常心を保つようにしている。
トレードが上手くなるための修行と考えて意識的にそうしている。
腹が立っても怒りもせず、逆に嬉しくても感情を露わにしないようにしている。
これらは人間の世界においては自分の意思表示をするためには、必要なことかもしれないが相場の世界では逆にこれが弊害になる。
我々トレーダーは、相場の奴隷であって自分が意思表示をすることは許されないのだ。
唯一我々ができることと言ったら、常にコバンザメのように相場について行くことくらい。
人間の世界と相場の世界は真逆
人間の世界と相場の世界ではあまりにも世界観が違い過ぎる。
真逆であるとも言えるかもしれない。
例えば、現実の世界では仕事においてもいろいろなスキルを持っている人が歓迎されるのだが、相場の世界では一つのことを極めた人の方が稼げてしまう。
また、トレーダーは待つのが仕事と言われるくらい、怠惰を極めることが良いとされるのに対して、現実の世界では汗水垂らして忙しくしている人の方が尊敬されたりする。
究極のトレーダー像は、勝っても負けても何とも思わず、自分のルールになるまでひたすら待ち続け、ルール通りになったら淡々とトレードを繰り返すというものだ。
このようなトレーダーを目指しているので、人間の世界ではつまらない人間になってしまうかもしれない。
私もかつては青春ドラマのような熱い友情や涙、笑いのあるものが非常に好きだった。
今でもこれらのドラマは見るものの、感情表現することはなるべく控えようと意識している。
普段のトレードに悪影響を及ぼすと考えてしまうからだ。
しかし、引きこもりみたいなトレード生活をしているとたまにはストレス発散をしたくなることもあり、時には思いっきり笑ったり泣いたりすることもしたほうが良いと思う。
完全なマシーンには人間なのでなることは出来ないし、なる必要もない。
出来るだけ意識して近づければ良くて、安定して勝てているのであれば、その状態をキープできればいいと考えている。
ふと最近テレビを見ていて思ったのが、プロスポーツ選手でメジャーリーグの大谷選手やイチロー選手、ヤクルトの村上選手など、偉大な選手ほど記者の問いかけに対して感情の浮き沈みが少ない気がした。
ただ、例外もいて日本ハムファイターズの新庄監督のような感性豊かで、実力も兼ね備えた器用な人もいる。総じて人間の世界だとこのタイプの方が皆に愛されているよね。
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