こんにちは、りゅうです。
(※詳しいプロフィールはこちら)
今回は、
「FX専業トレーダーを目指すためのロードマップ」
を紹介します。
トレードに専念できる生活環境を整える
FXトレーダーになることを決意したのであれば、まず最初にしたいことは専念できる生活環境を整えることです。
私の場合ですが、一人暮らしの歴は長かったのですがFXトレーダーになると決意してからは実家に戻りました。
一人暮らしをしていた時でも支出は普段から抑えていた方でしたが、それでも実家にいるときよりも多くの生活費がかかることから、できるかぎり支出を減らすために実家に戻りました。
といっても、実家に戻ってからも食事は全て自分でやりくりし生活費は実家に入れているので、家賃代のみ浮いているといったくらいでしょうか。
私の場合ですが、正直実家にいると両親や兄弟もいるためにストレスもかかりトレードやるにしても精神衛生上良いとは言えません。
家賃代と天秤に合わせても割に合わないと感じることも多々あります。
ですが今では少しでも早く沢山稼げるようになり蓄財して実家を離れることが直近の目標となっており、それが原動力となり日々がむしゃらに頑張れて規則正しい生活も継続できているような気もします。
いつの日か自由になれる日を待ち遠しく思っています。(笑)
私の場合は実家にいることでストレスはかかりますが、支出を減らすことが多少なりとも出来ているので結果的にFXで長く生き延びることにもつながっているのかもしれません。
商売道具であるパソコンを準備する
専業トレーダーになるために生活環境を整えることができたのなら、次に準備することはトレーダーの商売道具であるPCを準備することから始めましょう。
スマートフォン1台でトレードをする人たちも世の中には多いようですが、最低でもノートPCくらいは準備したいところです。使い勝手の良さや安定して勝ち続けられる環境を考えればデスクトップとマルチモニター環境は必須と言えるかもしれません。
スマートフォンのみでトレードするのはわざわざ負けを増やすためにトレードしているようなもので、例えば100均の包丁を使ってプロの料理人を目指しているようなものです。
どのような事業を始めるにしても商売道具には惜しまずお金をかけるべきでFXに関しても同じだと思います。
書籍やインターネットで情報を収集する
パソコンとマルチモニター環境を準備することができたのであれば、FXに関しての情報収集することから始めましょう。
私のようなサイトや他のサイトから情報を得ることが手っ取り早いです。ただし、インターネットでの情報は情報発信者の匿名性も高い上に誰でも参入できるので偽情報も多く良いもの悪いもの玉石混合です。
ある程度良い情報が見極めることが出来るようになるためにも市販されている書籍を読んだりして自分の知見も高めていきましょう。
トレード練習ソフトで練習する
FXの基本的知識をネットや書籍で学ぶことができたのであれば、次にやるべきことはいきなり本番のトレードをするのではなく練習試合のための練習から始めましょう。
本番のトレードに進むためには次の過程を踏まなければいけないと考えています。
日々の練習 | トレード練習ソフトでの練習 |
練習試合 | デモトレードや少額リアルトレード |
試合 | リアルトレード |
初めはトレード練習ソフトを使って実際の資金をリスクにさらすことなく自分のトレードルールを確立することが必要不可欠になります。
トレードルールとは一定のルールに従いエントリと決済を繰り返すことで勝ち負けを繰り返しながらも結果的には安定して口座資金が増えていく正の期待値のあるトレードルールのことを指します。
繰り返すことが出来るために再現性が必要になります。
ただし、このトレードルールを作るためには練習ソフトにおける膨大な量の検証が必要になり、労力と時間をかけて血の滲むような努力の末、やっとのことで自分だけのトレードルールを完成させることができます。
特に安定して証拠金が増えて行くということが最重要であり、1回や2回のトレードでの勝ち負けで資金の増減が激しい場合だと、良いトレードルールとは言えません。
正の期待値のあるトレードルールの完成はFXにおける最終目標といっても過言ではありません。
トレードルールは再現性を実現するためにはシンプルで単純なルールであるほど良いです。
また、日々のトレード練習ソフトを使った練習に加えて少額リアルトレードも併行してやることもお勧めします。
早い段階から練習に加えて練習試合もしておくことで本番のリアルトレードにスムーズに移行できるようになります。本物のお金をリスクにさらすことは練習では味わうことができない感覚のためにメンタル的にも慣れておく必要があることや練習とリアルトレードの為替レートのスピード違いに早めに慣れておく必要があるからです。
日々の練習で正の期待値のあるルールを完成させ、練習試合でも一定期間において資金が安定して増えていくことが確認できれば、それでやっと本番試合のリアルトレードに移行できるようになります。
日々の練習のやり方
日々の練習のやり方は、難しく考える必要はありません。
「トレード練習ソフトを使って、トレードルールどおりにエントリー・決済をやってみる。その結果、どういう成績になるかを調べる」というだけの作業です。
これはもう、実践するだけ、です。
負けトレード原因の究明
トレードルール通りに回転売買させ、安定して資金が増えるようであれば特に問題はないのですが、できる限り無駄な負けトレードを減らすことが出来れば資金の増加スピードも速くなります。
また、トレードルールによっては無駄な負けトレードをを減らすことで正の期待値のあるトレードルールに変わることだって充分にありえます。
ある程度自分のトレードルールが確立してくると勝ちトレードを増やすよりも、負けトレードを減らすことの方が難易度的にも低いと思います。
負けトレードの原因をあぶり出し徹底的に排除することに力を注ぐことをお勧めします。
この作業はとても面倒なために多くの人はやりませんが、この作業をやることで他の多くの人よりも一歩も二歩も前に進むことができます。
初めは負けトレードが多すぎて一つ一つ原因を調べるのも大変だと思いますので、ある程度あぶり出し作業をせずに練習ソフトを回転させ、負けトレードがおおかた少なくなってきたところから負けトレードの原因のあぶり出しをしていくという順番がいいと思います。
おすすめは負けトレードランキング表を作ることです。
負けトレードの原因を調べていくとおそらく同じような場面での負けトレードが多いと気が付くはずです。
負けトレードの原因の多くは、
- 上位足からの節目(硬いレジスタンス)手前でエントリをしてしまった
- 追っかけエントリをしてしまった
- 上位足のトレンド方向とは逆方向にエントリしてしまった
- エリオット波動後期にエントリしてしまった
のような感じになると思います。
負けトレードランキング表を作り、ランキング上位のものから徹底的に排除することを意識して、その場面になったらエントリしないだけです。
以後PDCAサイクルの繰り返し
以上のように負けトレードをあぶり出し排除することを意識しながらトレード練習をするとともに書籍やネットで知識を吸収しながら自分の知識を進化させていく必要があります。
相場には結果の不確実性があり、負けトレードであっても正しい負け(排除すべきではない)と間違った負け(排除すべき負け)があり、知識が乏しいとその判断ができない場合が多いです。
ですのでトレード練習と併行して書籍やネットでの知識も積極的に吸収していきましょう。
未経験からFXトレーダーになるための4ステップでは、未経験からFXトレーダーになるためにやるべき事を順番に並べて記事にしてみました。金融商品としてのFXの魅力や国内業者、海外業者による違い、マルチモニターについて詳しく解説しました。
トレードに必要な知識の習得と練習君プレミアム、海外FXのXMについても紹介しています。