こんにちは、りゅうです。
(※詳しいプロフィールはこちら)
今回は、
「マルチモニター(マルチディスプレイ)の複数画面環境にするために知っておきたいパソコンのスペックやグラフィックボード(カード)について」
を紹介します。
FXや株などの投機や投資に興味を持ったはいいが、複数のモニター環境を用意しなければならない。
しかし、そのための基礎知識を一から調べたりググるのが面倒くさい。
できる限りここに時間をかけずに早く環境を整えて、トレードを開始したい。
こう考える人は多いのではないでしょうか?
少なくとも実際に当時の私はそう思っていました。
意外とインターネット検索しても、自分のやりたいことと情報の内容が少しずれていたりして、本当に合っているのか半信半疑のまま準備を進めることも多いんですよね。
そこで今回は需要も多いと思われるマルチモニターもしくはマルチディスプレイ、デュアルモニターと言われる複数ディスプレイ環境の構築について深掘りしてみたいと思います。
ノートパソコンよりもデスクトップ、MacよりWindowsがお勧め
まず、複数ディスプレイ環境にするためにはパソコン自体が適合している必要があります。
モニターは2台必要であれば、パソコンのディスプレイ出力端子が2つ必要ですし、モニターが3台必要であれば、出力端子は3つ必要になります。
要するにモニターの必要台数に応じた出力端子の数が必要になります。
出力端子の数だけモニター出力できると思っておけば良いでしょう。
特に注意したいのはノートPCの場合で、後からこの出力端子を増やそうとしても無理があるので、実質的に購入当初に搭載されている出力端子の数のモニター台数しか接続できないと考えておいたほうが良さそうです。
本格的にマルチモニター環境を構築するためには、やはりデスクトップPCが無難でしょう。
私もしばらくノートPCしか使っておらずデスクトップPCを購入するにあたりとても抵抗がありました。
しかも当時はApple社のMacが好きだったので、デスクトップを買うにしてもiMacにしたいと思っていました。
趣味や動画制作の分野で使うのならiMacで全然問題ないのですが、トレードで使うPCを考えた際はウィンドウズOSの方が良いでしょう。
ウィンドウズOSの方が良いと考える理由は
- 世界標準のトレード専用ソフトウェアであるMT4やMT5が従来よりウィンドウズOS上で基本動作する仕様になっているためです。
今でこそ、MacOS上でもエミュレーターを使い動かせるようになってきてはいますがを本来の仕様と異なる動作環境で擬似的に実行させているために不安定になりやすいです。 - ウィンドウズOSのデスクトップPCの場合で、特にBTOパソコンと言われるものや自作PCに関しては後からディスプレイ出力端子の数を増やすためにグラフィックカードを増設したり、その時の条件に合致した仕様に変更しやすいことが挙げられます。
BTOパソコンや自作PC以外のメーカー製のパソコンの場合には、改造すると保証が受けられなくなる点やパソコンケースの寸法による制約、PCパーツ同士の相性の問題があるために改造や増設は若干しにくくなるといった感じです。 - iMacなどのデスクトップPCの場合にはそもそも改造や増設がしにくかったり、そもそもできないもしくは禁止されている場合が多いです。
携帯電話におけるiphoneとアンドロイド携帯を比べてもわかると思います。
これらのことから、ウィンドウズOSの方がMacOSよりもトレード専用ソフトウェアであるMT4やMT5を動作させやすい、ディスプレイ端子を増設しやすいということが理解できたかと思います。
どうしてもMacのデスクトップPCが使いたいというのであれば、Parallels DesktopやBoot Campを使ってMacでもウィンドウズOSを使うといった方法も一応あります。
Parallels Desktop Pro Edition Retail Box 1Yr JP(プロ版)/仮想化/WindowsをMacで実行/仮想環境
マルチモニターが可能なWindowsのデスクトップパソコン一覧
それでは実際にどの様なウィンドウズOSのデスクトップパソコンを買ったら良いのか紹介していきたいと思います。
おそらくどんなパソコンを買ったら良いのかわからない人も多いかと思いますので。
GALLERIA ガレリア はドスパラという日本のBTOパソコンのメーカーです。
上記パソコンは安価で高スペックというわけではありませんが、トレード用のソフトウェアであるMT4やMT5を動作させるためのスペックはそれほど必要ないので問題ありません。
重視すべきはモニターを増設するためのディスプレイ端子の数です。
グラフィックカードには、GTX1660SUPERが使われており、ディスプレイ端子は3つもしくは4つだと思いますがAmazonのサイトからの画像では背面の端子が確認できませんので3つと考えておいたほうが良いと思います。
ディスプレイ端子の数が3つなので画面出力は3台まで対応しています。
上記のゲーミングPCはASUSという台湾のメーカー製ですが、私もこのメーカーのグラフィックカードを増設用に購入しており信頼できるメーカーと思います。
グラフィックカードにはRTX 2060 SUPERが搭載されておりGTX1660SUPERよりも高性能なグラフィックカードです。
こちらも画面出力は3台まで対応しています。
上記のBTOパソコンは先程紹介したドスパラ社のGALLERIA ガレリア シリーズですが、グラフィックカードにRTX 2060 SUPERよりも高性能なRTX4060が搭載されています。
こちらもAmazonの画像や商品の説明からは出力端子の数が確認できませんが、おそらく画面出力は4台まで対応していると思います。
上記はテレビCMでおなじみのmouse社のBTOパソコンです。
乃木坂やマツコ・デラックス、ホラン千秋のCMで知名度があります。
日本のメーカーであり、Amazonの商品の説明の記載も詳細に書かれており信頼できそうです。
私も今最も気になるメーカーです。
グラフィックカードはRTX 3060が搭載されており”グラフィックカード側から最大4画面を同時出力可能”の説明書きもあるので安心できます。
サポート対応や広告宣伝にかける費用のためか他のメーカーに比べて割高に感じますが、信頼できそうなメーカーに感じます。
私が購入しようと思っているノートパソコンとその用途
そのmouse社で私が購入したいと思っているノートパソコンがあります。
下記のノートパソコンになります。
このノートパソコンはグラフィックカードにRTX 3050搭載 が搭載されており、価格は少し張りますがデスクトップパソコンと遜色のなくノートパソコンの画面も含めて4画面出力に対応しています。
私は、トレード技術を確立できたら今居候している実家を飛び出してビジネスホテルのサブスクリプションを利用しながら日本各地を周りながらホテル暮らしをしたいと考えています。
そのため、数ヶ月単位でホテルを移動しなければならないので荷物はスーツケース2個分に収まるくらいの最小限にする予定です。
いわゆる流行りのミニマリストというやつですね。
ノートパソコンでもある程度快適に作業できるスペックで、4画面出力に対応しているものを欲しいと思っています。
1画面はノートパソコンの画面になるのでできるだけ大きい16インチであること。
もう1画面はホテル常設のテレビを利用しようと思っています。
それに加えていま自宅で使っている24インチの縦向きで使っているモニターを2台持ち歩こうと思っています。
縦画面一台につき日足から15分足まで1通貨監視できるので2台で画面切り替えせずに2通貨監視できます。
パソコンのモニターとTVモニターは横向きのモニターになるので主に調べ物や動画、ブログ作成に使おうと思っています。
既存のパソコンにグラフィックカードを増設してマルチモニター環境にする場合
ここまでは新しくパソコンを新調する人に向けての内容でしたが、次に既に持っているパソコンにグラフィックカードを増設する場合について説明していきたいと思います。
先程から説明しているようにトレードのためだけであればパソコンのスペックはたいして必要ありません。
念のためにトレードのためのソフトウェアであるMT4の動作条件について調べてみました。
PCのスペックに関しては比較的低いものであっても稼働はするため、OANDAでは以下のスペックを最低限のスペックとしてご案内していますが、できるだけ余裕を持ったスペックのパソコンを用意することをお勧めします。
CPU Pentium 1GHz(推奨:2GHz以上)
OANDA証券からの引用
メモリ512MB以上(推奨:1GB以上)
モニタ800x600以上(推奨:1024x768)
ただあまりにもスペックが低い場合には高性能なグラフィックカードも搭載できないなど不具合もありそうなので自己判断でお願いします。
また、グラフィックカードを購入する際にはマザーボードにグラフィックカードを指すための空きスロットがあるかどうかの確認やパソコン内部のスペースの問題、パソコンケースの中に入れるため寸法の問題があります。
ですので、殆どの場合には購入前にはパソコンの中を開けて確認することになりそうです。
グラフィックカード(ボード)も単体で買うと結構な価格になります。
むしろパソコンと同時に買ったほうがお得かも知れませんね。
私のおすすめは以下ものになります。
4画面出力のグラフィックカード
MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC グラフィックスボード VD7553
3画面出力のグラフィックカード
玄人志向 NVIDIA GeForce GTX 1660Super 搭載 グラフィックボード 6GB デュアルファン GALAKURO GAMINGシリーズ GG-GTX1660SP-E6GB/DF
玄人志向 NVIDIA GeForce GTX1630 搭載 グラフィックボード GDDR6 4GB GALAKURO GAMINGモデル GF-GTX1630D6-E4GB/LP Black
低価格低スペックのグラフィックカードは、少し頼りなかったりもしますが、良い点もあります。
低スペックのパソコンでも動作し易い点や、消費電力が少ない場合には追加で電源ユニットを買い直す必要がない点、価格がお財布に優しい点、消費電力が押さえられる点、小型のものが多いのでパソコン内部のスペースや空きスロットが少ない場合においても搭載し易い点など。
逆に高スペックのグラフィックカードは、既存の電源ユニットでは入力が足りず新たに電源ユニットを買い直さなければならなかったり、パソコンのスペックがある程度求められたり、価格が高かったり、月々の電気代に影響したり、搭載する際にスペースや複数の空きスロットが必要になったりします。
私の場合にはたまたまお金を節約したかったので、以下のものが7千円くらいのときに購入したと思います。
4画面出力のグラフィックカード
ASUS NVIDIA GeForce GT 710 搭載 ファンレスモデル 2G GT710-4H-SL-2GD5
今安く売っている同じ様なものは、以下のものも良さそうですね。
3画面出力のグラフィックカード
ASUS ビデオカード GeForce GT 710 2GB DDR3 EVO ロープロファイル サイレント HTPC ビルド用 GT710-SL-2GD3-BRK-EVO 日本正規代理店品
一応紹介はしてきましたがグラフィックカードを単体で買う場合には自分のパソコンに適合するか調べる必要があるので、少々敷居が高めにはなります。
もし私のように増設にチャレンジする場合にも、自信がなければ安いものを買っておけば、失敗した際の出費によるダメージも最小限に押さえられるかもしれません。
今はメルカリなどのフリーマーケットもあるので、駄目なら売ってしまうという手もありますね。
今回は以上になります。
何かの参考になれば幸いです。
未経験からFXトレーダーになるための4ステップでは、未経験からFXトレーダーになるためにやるべき事を順番に並べて記事にしてみました。金融商品としてのFXの魅力や国内業者、海外業者による違い、マルチモニターについて詳しく解説しました。
トレードに必要な知識の習得と練習君プレミアム、海外FXのXMについても紹介しています。