こんにちは、りゅうです。
(※詳しいプロフィールはこちら)
今回は、
「チャートがインジケーターだらけになっていませんか?」
を紹介します。
私もFXを始めたばかりの頃は憧れのトレーダーになれたという気持ちも相まって、チャートを格好良く表示させるために使ってもいないインジケーターをいくつも表示させていました。
チャート画面は、いかにもトレーダーっぽくなって、華やかな表示になるのですが、家の中で引きこもってトレードするので他の誰かに見せびらかすわけでもありません。
ですので格好つける必要もなく、SNSなどに投稿するときに限り、見栄え良くするくらいに留めておいたほうが良いでしょう。
稼ぐという目的のためには、インジケーターは増やしすぎると害悪でしかありません。
また、私がFXを始めたばかりの頃にインジケーターをたくさん表示させていたのは、1つのインジケーターよりも複数のインジケーターを同時表示させていたほうが、より多くの情報に触れることになり、トレード機会を逃さないし、リスクも把握できると思っていました。
インジケーターはできるだけ減らした方がいい理由
できるだけ多くのインジケーターを表示させるのは、FXを始めたばかりの頃に多くの人がやりがちです。
これは間違いなので止めたほうが良いです。
理由は以下になります。
- 一番肝心のチャートがとても見にくくなる
- 判断材料は迷いが生じるので増やすよりも可能な限り減らした方がいい
- 実際にダウと水平線だけでもトレードできる
- 私は移動平均線すらもなくても良いと思っているが便利なので表示させている。各時間足でMAを多重表示しているが実質的には各時間足20SMA一本でトレードしている。
- インジケーターはチャートデーターを元に動作するのでチャートから読み解くことができれば必要なし
一番肝心のチャートがとても見にくくなる
インジケーターだらけで画面がごちゃごちゃになると、一番肝心のチャートがとても見にくくなります。
トレードをする上で一番重要なのは、やはり素のチャートです。
インジケーターをトレードの判断材料の最優先に持ってきては駄目です。
例えば移動平均線が上昇トレンドを示しているとします。
しかし、素のチャートから導き出せるダウは下降トレンドを示しています。
この場合、どちらを優先すべきかというと当然、移動平均線よりもダウが優先すべき事項になります。
ダウはインジケーターではなく、素のチャートの高値安値から導き出せるものです。
私もトレードで移動平均線とダウで根拠が交錯するときにはダウを優先します。
でも、初心者であればできればテクニカル根拠は一致する時のみトレードしたほうが良いと思います。
そのほうが逆行もしにくく、レートも伸びやすくなります。
チャートが見やすいことによるメリットには、高値安値が見やすいためダウ判定もしやすくなり、水平線も適所に引きやすくなるといったこともあります。
ダウ判定は、トレンド判定やリスクの把握にも用います。
水平線はレジスタンス勢力やサポート勢力の把握に用います。
私のトレードは、ダウと水平線、移動平均線の3つだけでやっているので、ダウと水平線の判定ミスは致命的になります。
したがってチャートはできる限り見やすい方が望ましいです。
判断材料は迷いが生じるので増やすよりも可能な限り減らした方がいい
例えばインジケーターを複数表示していた場合に示す根拠が相違する場合には、どのインジケーターを信頼して良いのか分からなくなります。
また、複数のインジケーターを表示することでテクニカル分析に用いる判断材料が多くなると、迷いが生じ、一定の判断ができず、結果的に一貫性も生まれません。
よって、分析が複雑になり苦労の割には収益も安定せず複利運用ができないといったことにもなります。
さらに、判断材料が多い場合にはいかようにも自分の都合の良いように解釈しようと思えばでき、それもトレードが安定しない理由に繋がります。
実際にダウと水平線だけでもトレードできる
ですが、私の使っている手法は、ぷーさん式の輝きです。
ぷーさんの講義を見ていただければわかりますが、この手法は素のチャートにダウ理論と水平線のみ使った超シンプル手法です。
この手法は判断材料はできる限り少なくし、一定の判断ができるように非常にシンプルな作りになっています。
これにより一貫性を保つことが可能になっています。
このシンプルさは、例えると小学生にも教えて再現できる程度の容易さと考えて頂けると分かりやすいと思います。
逆にそれくらい簡単でないとランダムに動くチャートにおいて、作業の一貫性を保つことはまず不可能でしょう。
トレードルールは、一度決まってしまえば、ずっと同じ局面でのトレードを繰り返すだけの単なる作業になります。
ぷーさん式の輝きですが以下のリンクから、実際にぷーさん自身がこの手法を使って検証を行った際のデーターを見ることができます。
一見胡散臭い販売ページには見えますが(失礼ながら私は、初め見た時にそう感じてしまいました。)、とても素晴らしい手法であることは私が保証します。
私が初めてぷーさん式の輝きを知った時は、衝撃的な内容であったのでショックを受けたのを覚えています。
しかも、当時は既にトレードを始めてから2年程経過しており、一通り勉強も終わり、トレード練習も経験しておりました。
ダウ理論と水平線だけを使ってシンプルにトレードできることを知って、早速インジケーターを全て外して素のチャートだけで練習し、徐々に安定した成績が残せるようになってきました。
移動平均線すらなくてもトレードできる
これまで説明したことと重複しますが、移動平均線はあると便利なので、ぷーさん式に補完的に表示させています。
正直なくても、チャートがスッキリして見やすくなるので良いと思うのですが、トレードシグナルや利確、損切りの目安にも移動平均線を活用できているので今のところは表示させています。
私のトレードは、グランビルの法則のエントリポイントを意識してトレードをしているので移動平均線は、その時間足ごとの20SMAが実質1本程度あればトレードはできます。
インジケーターはチャートデーターを元に動作するのでチャートから読み解くことができれば必要なし
インジケーターは出来上がったチャートデーターを元に動作しています。
ということは、チャートデーターが出来上がってからでないとインジケーターには反映されず、チャートデーターの常に後追いで表示されることになります。
要するにチャートからインジケーターに代わるシグナルを読み解くことができれば必要ないですし、インジケーターをもし使うのであれば、自分の手法への補完的な位置づけとするのが良いかもしれません。
パッと見てエントリシグナルをわかりやすくするだとか、エントリポイントへのアプローチにインジケーターを利用するといった感じです。
手法をより楽にするために補完するといった具合です。
以上が、"私が考えるチャートはインジケーターでごちゃごちゃにしない方が良い"といった理由になります。
何か参考なれば幸いです。
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